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施設経営における「快適職場づくり」のはじめかた

本資料は、「施設経営における『快適職場づくり』のはじめかた」について紹介しています。

1.快適職場づくりには、「ハード面」と「ソフト面」の2種類があります。
ハード面:作業環境の管理(空気環境、温熱条件など)、作業方法の改善、心身疲労の回復、その他の施設・設備の維持管理などが含まれます。設備投資やオペレーションの大幅な見直しが必要で難易度が高いとされています。
ソフト面:職場の人間関係、処遇や労働負荷の心理的側面、組織的側面、社会的側面などが含まれ、ハード面がいかに快適でも欠かせません。

2.ソフト面の7領域と優先度
ソフト面には以下の7領域があり、特に**キャリア/人材育成(領域1)と人間関係(領域2)**は即時性・実現確度が高く、いますぐ取り組める施策として優先度が高いとされています。
領域 項目 施設経営の観点からの寸評(優先度)
領域1 キャリア/人材育成 すぐにできる、実現確度も高い。
領域2 人間関係 すぐにできる、実現確度も高い。
領域3 仕事の裁量性 職員の裁量性を変えるのは時間もかかり現実的に不可能に近い。
領域4 処遇 制度変更や調整に時間もかかり現実的に不可能に近い。
領域5 社会とのつながり 意思決定しだいで実現可能だが、準備に時間を要し有効性は部分的。
領域6 休暇/福利厚生 シフト調整や休日勤務などの調整をなくすことは現実的に不可能。
領域7 労働負荷 労働負荷の調整をバランスよく実施することは困難で時間を要する。

3.具体的な取り組み例
キャリア/人材育成(領域1):ケアのコツやわざを動画コンテンツで共有することで形式知化するなどの方法があります。
ディアケアプレミアムの活用:250本以上の実践ケア動画と印刷可能なテキストで、研修準備の負担軽減や知識・スキルの統一化に貢献します。
人間関係(領域2):対面では本音を伝えにくいコンディションを、アプリ(機械)を使ってより正確に明確に伝えることができるjobyのようなコミュニケーション支援サービスの活用が推奨されています。
看護師の退職理由の「ホンネ編」で人間関係(いじめ、パワハラ含む)が1位(19%)となっており、メンタル不調の原因でも人間関係が最多です。
jobyは、90秒のサーベイ回答とフィードバックで、人間関係を発展させる継続的なかかわり方を支援します。
快適職場づくりの進め方

快適職場づくりには、施設の経営陣の意思決定が不可欠であり、トップ層の決意から活動の周知、実施と分析、対策樹立と実行というプロセスで進めます。この活動はPDCAサイクルを継続的に実施することが重要です。